運動嫌いな僕がプロトレイルランナーになるまでの軌跡(奇跡)。

2015年6月7日から走り始めて2年と1ヶ月が経過。どうしたら速く走れるようになるかを色々と考えつつここに記す。

2017年9月22~24日 「上州武尊120」に参加してきた話。〜準備編〜

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 まず超長くなるよ!そして写真が殆どないよ!大丈夫?それでも大丈夫なら上州武尊120(正式名称:第4回川場村 山田昇メモリアルカップ120)に実際に参加してみてああしたらよかったな、こうしたらよかったなということを淡々と書いていくね。

 とりあえずこのレースに出てみようと思った経緯から。本当は石川さんがプロデュースしている信越五岳に出たかったんだけど、開催が中々発表されなくてヤキモキしてたんだ。

 そしたらそのうち信越五岳のメインスポンサーだったアートスポーツの倒産が発表されて、もしかしたら開催されないのでは?なんて噂まで流れてきてさ…。で、仕方ないから同じ9月に開催される上州武尊120に力試し程度に出てみようと思ったんだ。

 

 ※上州武尊120にエントリーした一週間後くらいに信越五岳の開催も発表される笑

 

 ちなみに来年(2018年)のエントリーを考えている方は来年の4月1日を忘れずに!定員は800人で参加費が3万円、しかもとことん過酷なレースだからクリック合戦になるということは無いけどね笑

 ならどうして早くエントリーを済ませた方がいいかというと、それはレース会場である川場村に宿が借りられるかどうかが重要だから。僕はのんびりしすぎて宿が見つからなくて結構大変だったな…。

 

 必携の装備品だとかは普段出ているレースとあんまり変わらない。公式ホームページに記載されている必携品と実際にチェックされた必携品を書いておくね。

 

・配布されるナンバーカード、計測用チップ(これは現地で受付を済ますともらえる)

・水

・ドリンク1リットル

・コースマップとコンパス

ライト2個(受付で動作の確認もあるよ。それとそれぞれの予備電池)

ファーストエイドキットとポイズンリムーバー

・テーピング用テープ

サバイバルブランケット

・フラッシュライト(100均で売ってたりするチカチカするやつ)

フード付きレインジャケットとレインパンツ

・携帯食料

・携帯電話

・手袋(フィンガーレスのものは不可)

・健康保険証(コピー可)

・顔写真付きの身分証明書(免許証等のカラーコピー可)

・最小限の現金

個人用のカップ、もしくはタンブラー(ビンは不可)

・熊鈴

・トレイルを走るのに相応しいシューズ

・防寒着

・誓約書と健康診断チェック表(裏表に証明捺印あり)

・ポール(A5オグナほたかスキー場以降使用可能)

 

 赤字になっているものは選手受付でも持っているかを確認されるよ。多分、この5つだったと思うけど全部揃えようね。コンパスは電子コンパス可だったからスマホでもいいのかも?

 

 この中で絶対に持っておいた方が良いものはライト2個とコースマップ(タイムスケジュールも書いた方が良いし、標高差のも)と手袋とポールかな。

 真っ暗闇の中を走るのにライトは絶対必要だしそれは当たり前なんだけど、やっぱりできるだけ明るいものを用意した方がストレス無く走れるよね。

 コースマップはエイドまでの距離だとかそういうのを把握してた方がペース配分できるから。標高差表も持っているとこの後にどんな上り下りが待っているかがわかるからよりペース配分しやすいと思うし。

 手袋してないと転けたときに手を切ったりして大変なことになるよ。2017年の上州武尊は22日夜〜23日朝方まで雨が降ってて、足元が滑って転けまくりだったからね。ポールは後半、絶対に役立つ。これは絶対。

 

 このレースに向けて特別な練習をして準備していたわけじゃないから情報としてはこれくらいかな。

2017年7月15~16日 「OSJ ONTAKE100」というレースに参加し100km走ろうとした話。~16日編~

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 16日午前0時00分、号砲が鳴り響き100kmも走る(歩いたりもするよ)というとんでもないレースが始まった。真っ暗闇の中へトレイルランナー達が我先にと飛び出していく。

 例えば今から100km歩いて下さいと言われた場合、どれくらいの時間が必要なのかをGoogle先生にお尋ねしてみると…

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 ということで徒歩だと21時間、東京の新宿から静岡県の富士山の裾野辺りまで行けることになる。多少の上り下りはあるだろうけど整備された舗装路を歩いてもこの時間。登山道を100kmともなるともはや修行の類だね…。

 

 出だしは緩い上り坂のロードから。1kmあたり5~6分半くらいのペースで走った。この坂の憎たらしいところはギリギリ走れる上り坂であることだ。歩いて休憩することもできず、その集団に遅れまいと付いていく。

 しばらくはその膠着状態が続き、やがてロードからややガレている(大小さまざまな石が散乱する礫地で不安定な石が多い)トレイルに入る。集団がバラけはじめて前後を走るランナーと5mくらいの間隔が生まれた。

 

 以前に読んだ誰かのブログにはボリュームゾーンにいればヘッドランプがなくても大丈夫なくらい明るいと書いてあったが、確かにその通りだった。

 しかし、トレイルに入ったことで街灯も無くなり道の両サイドには鬱蒼と生い茂る木々。それらが外部からの光を遮断するのでより一層暗く感じる。

 僕の装備していたヘッドランプはMammut T-Base 30lm 72g」と、軽さばかりを重視したモデルで30ルーメンとやや頼りない。自身の視力が弱い上にランプの光度不足で足元が不明瞭…ストレスが溜まる…。

 

 そんな状態のまま約32km地点の第一チェックポイントに4時間15分(リザルトでは区間順位が149位)到着する。制限時間は6時だったので1時間45分の余裕を残すことができた。空がうっすら明るくなる。

 この時点ではほんと疲れは無く順調なペースで走れていた。バナナ一切れとおにぎりを1個を頬張りながら約63km地点の第二チェックポイントへと歩を進める。

 

 30分毎にエナジージェルを摂っていたので摂ろうとしたが、なぜか上手く飲み込めず喉を通ろうとしない。ハイドレーションにはポカリにBCAAとクエン酸を混ぜた物を入れておいたのでそれは摂っておいた。

 必死で気のせいだと思い込もうとしていたがやっぱり気持ちが悪い…胃がおかしい。次第に水も受け付けないほど気分が悪くなってきた。冷たい汗が止まらない。

 歩いたり走ったりを交互に繰り返していたが遂に走ることもできなくなった。50km地点の小エイドを超えた辺りからは歩くのもしんどい状態になる。第二チェックポイントまで残り13km。

 

 気持ちを切らさず歩み続けたが後続ランナーにどんどん抜かされていく…心が先に折れてしまいそうだ。身も心もギリギリの状態だったがなんとか63km地点の第二チェックポイントに到着することができた。

 第一チェックポイントから第二チェックポイントまでの約31kmに5時間半もかかってしまった。フィニッシュまで残り37km。

 少なくとも6時間以上は必要であり今の身体の状態で耐えることがでかを想像してみたが、どう考えても無理だろうなと…。

 

 こうして僕のレース(修行)は幕を閉じる…不甲斐ない。

 

 第二チェックポイントでザックを下ろすと不自然に膨らんでいた…何かと思って出してみたらハイドレーションがパンパンに膨らんでいた。

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 僕の胃もこんな感じなのだろうかクエン酸が熱で膨張したのか?理由は良くわからないがとりあえず教訓にはなった。

 ここから先は今回のONTAKE100での反省点を羅列していく。来年はそれらを肝に銘じ同じ過ちを繰り返さないように気を付けよう。

 

 まず、絶対に宿を取ろう。15日は現地に到着してから午前0時まで野宿をしていた。身体が休まらないしきちんと睡眠を取らないと走れない(当たり前か…)。

 次にヘッドランプ。多少重くても明るいものを使うべき。足の置き場が不明瞭なトレイルをそろりそろりと走るのはストレスが溜まる。疲れる。

 それと補給。30分間隔で最低でも100kcalは摂るようにする。そうでないと30~40kmを越えた辺りで間違いなくハンガーノックを起こす。

 水に関しては天然エイドが豊富で500のペットボトルを持っていれば事足りてしまうかも。ただ、水だけだとミネラルが足りなくなるのでそれらを補給する何かは必要である。

 

 来年こそは完走してレースが主宰するバンクェット(宴会)に参加したいものだ…。