運動嫌いな僕がプロトレイルランナーになるまでの軌跡(奇跡)。

2015年6月7日から走り始めて2年と1ヶ月が経過。どうしたら速く走れるようになるかを色々と考えつつここに記す。

2017年12月10日 武田の杜トレイルランニングレースに参加してきた話。

https://www.instagram.com/p/BcgkS48Dey4/

 距離は30kmと短めではあるが石川さんの企画するレースは基本的に誤魔化しが利かない。とにかく走らされる。僕はロングレースよりもショートレースの方が得意ではあるので楽しみではあった。

 

 装備はアンダーアーマーのコールドギアをベースにパタゴニアのキャプリーン、パタゴニアの短パン、シューズはサロモンのSENSE RIDE。それにCAMELBAKの500mlのペットボトルを1本を腰にぶら下げて走った。

 トップ集団の中には補給らしき装備を所持してない方もチラホラ。僕は汗っかきなのでミネラルも水分もどんどん出ちゃうから補給がないと無理だなー。

 

 午前8時、レースが開始されスタートゲートを猛烈な勢いで駆け抜けていくトップランナーの皆さん…あっという間に見えなくなる。

 前半は登り坂が多いものの歩く程ではなくギリギリ走れる斜度。前後のランナーとの我慢比べが続く。心拍は170~165をウロウロ。

 

 15kmを過ぎる頃には若干の順位変動こそあるものの同じメンバーで抜きつ抜かれつを繰り返し良いペースで進む。

 1キロ辺り6分のペースで進んでいるのに前の集団に追いつかない。先頭集団はどれだけ速いのだろう…。

 

 最終エイドを通過するときボランティアの方に残り8kmだと教えられラストスパートし出す。寒さで足の感覚があまりない…自分の足なのに生きてるのか死んでるのかの判断ができない。

 樹の根っこに躓き態勢を戻そうとして踏ん張ったらふくらはぎが攣る。裏腿も攣りそう…限界が近い。時計を確認すると頑張れば3時間が切れそうだ。 

  そうしてサブスリーを達成することはできたが着順は59位といまいちであった。最近はロング走に対する練習ばかりをしていたがまあまあ走れたような気がする。

https://www.instagram.com/p/BctBynrjaFO/

 このレースを経て登坂力不足をひしひしと感じた。下りが下手くそなので登りで抜けなければレースでは勝てない。これからはトレミに斜度を加えるか…。

 

 今年も残り2週間ちょっと。最後の最後までトレーニングに明け暮れよう。

 

【その0】TDRに向かって行き倒れしそうになった話。

 腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)シリーズ【その0】

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 その当時、トレーニングとして職場から家までの20kmは走っていたが、それ以上の距離を一度に走ったことがなかった。

 2016年2月27日に開催される三浦半島横断トレイルレース(40km)にエントリーしていたので長距離走の練習しておく必要があるな~とぼんやり考えていて、どこか走れるコースはないものかと探していたのだ。

 家の近くを流れる中川の土手を東京湾に向かって走るとどうなるかを調べてみた…すると良い目的地を発見する。そう、東京ディズニーリゾートだ。地図の通り片道15kmだったので往復して30km。これは距離的にもナイス。

 

 歩行者の味方である土手。信号もなく自動車の侵入を頑なに拒んでくれているのでとっても走りやすい。

 元々サイクリングコースやらランニングコースのようになっているので走る環境としては最高である。

 スマートフォンGPS機能を使って走行ログを録りつつラジオ(おぎやはぎのメガネびいきの録音)を聴きながらランニングするのが大好きな僕。

 走っている最中、おぎやはぎの軽快なトークが面白すぎてニヤニヤしてしまうのがこのスタイルの唯一の問題点であろうか…汗だく短パンのおっさんがニヤニヤしながら走っているのでかなり危険ではある。

 

 季節は2月の初旬、22時頃に帰宅し時間に余裕があったので土手からTDRに向けてディズニーランを決行することにする。

 走り始めて2時間チョイ、折り返して22kmを過ぎた頃だろうか…右膝の外側に鈍い痛みを感じた。

 その時、メガネびいきに阿部真央さんがゲスト出演していて可愛らしい声でトークしていたのを鮮明に覚えている…!

 痛みを我慢して走ってはみたが遂にはびっこを引きながらしか進めなくなってしまった。さて、どうしたもんか…ここで考えられる選択肢は3つ。

 

1,公共の交通機関を使って帰宅する
2,タクシーを疲労
3,更に我慢して走る

 

 公共の交通機関を使えばタクシーを使うよりもかなり安上がり。しかしながら現在地はよくわからない土手。

 ついでに22時に家を出て2時間が経過しているので時刻は午前0時過ぎ…交通機関が動いているわけもなく、家の近くの土手を走るという油断から無一文という壊滅的な状況…。

 

 ということで選択肢3の更に我慢して走る(歩く)しかなく、自力で家に帰るしかなかった…汗だくの身体が寒風によって一気に冷やされガクブルしてきた。

 膝も痛くヨボヨボと頼りない足取りではあるが、歩みを止めなければ必ず家に辿り着けると信じ、ただひたすらに歩を進める。

 それにしても土手、夜中ということもあり見通しも悪く景色が全然変わらない。代わり映えのない道を歩み続けること30分…あれ?

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 道を間違えた。同じ道の往復だと退屈だからと対岸の土手を走っていたのが原因で、Y字に分岐していることに気付かず千葉方面に向かっていた…膝が痛いのに最悪である。✖印の辺りまで進んで気付く。

 

 一気に距離を伸ばしすぎたのが原因なのだろうか。とにかく完全なオーバーワークだと思われる。

 更に追い打ちを掛けるかのようにスマートフォンの電池残量が残り僅かとなっていた。山では機内モードにして電池の消耗を抑えてGPSを使うのだが街だということで完全に油断していた。

 真夜中に汗塗れのおっさんが見知らぬ場所で迷子になり、一銭も持たず、通信手段も無くなり、おぎやはぎのラジオも聴けない…未だかつて経験したことのない危機的状況である…

 

 多分こっちだろうと思われる方角に向かってとぼとぼと歩く。ただ歩くだけならば痛みはそんなにでもない。しかし走りだすと右膝の外側に痛みが…

 結局、30kmを走る(歩く)のに行きで1時間半、帰りで3時間の合計、4時間半近く掛かってしまった。

 このオーバーワークを切っ掛けに右膝の腸脛靭帯炎を発症し、ここから半年間は痛みに悩まされ続けることとなる。

 

 つづく…たぶん。