運動嫌いな僕がプロトレイルランナーになるまでの軌跡(奇跡)。

2015年6月7日から走り始めて2年と1ヶ月が経過。どうしたら速く走れるようになるかを色々と考えつつここに記す。

2017年2月17日 ハセツネ30Kの試走に行ってきた話の前編。

  日本で最も有名なトレイルのレースといえば何だろう。どんなレースに参加して完走すれば「私はトレイルランナーだ」と胸を張って言えるだろうか…僕はハセツネであると思う。

 ハセツネとは日本山岳耐久レース・長谷川恒男CUPの俗称で…略。詳しく知りたかったらここを読んでね。ということで、トレイルランナーであれば一度は走っておくべきレースだと言っても過言ではない。

 上記のような理由により日本中から参加希望者が殺到する。エントリー方法はクリック合戦でレースと同じく早い者勝ち。でもそれだと実力者がうっかり漏れちゃう可能性が出てきてしまう…ということで生まれたのがこのハセツネ30Kだ(と思う、多分)。

 というのも、ハセツネ30Kで男子1000位以内に入れるとハセツネへの優先エントリー権がもらえるシステムになっていて、まずはそこでふるいにかけられる。ここで生き残れない場合は本戦に出る資格もないということだろう。

 

 …優先エントリー権、欲しいな…。

 

 そんなわけで2017年2月17日にハセツネ30Kのコースを試走してきた。「試走に行く」なんてのは僕のトレイルランニング歴1年8ヶ月、これまでに7つのレースに参加してきたが今回が初めてのこと。

 ハセツネ30Kに使われるコースは東京の西の端っこに位置し、職場のある渋谷から電車を2時間ほど乗り継げば行ける。コースも30kmなので身体への負荷から考えてもトレーニングには丁度良さげ。

 

 午前5時、渋谷での夜勤を終えて電車に乗り込む。車中ではスマートフォンでのんびりと「FROM THE TRAILS」を観る。テンション上がるぅ~。見終わる頃にやっとこさスタート&ゴールの会場がある武蔵五日市駅に到着する。遠い。

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 気温もそこまで低くなく晴れていて気持ちが良い。トレイルランニング日和だ。駅のコインロッカーにリュックを詰め込みサクサクと着替えて会場予定地である秋川渓谷リバーティオに向かう。

 ハセツネ30Kのコースは事前に調べており地図データをダウンロードしてスマートフォンの中に入れておいた。GoogleMapを開くと青い線で表示されるのでその線に沿って進めば良いという寸法だ。

 

 僕の走力は優勝選手のタイムに1時間~1時間半ほど追加した程度なので、昨年の覇者である奥宮さんの2時間48分に1時間半追加して4時間半といったところだろう。リザルトと比較し4時間半でゴールすると約630位。まあ、そんなもんか…。

 ぶっちゃけ試走しなくても1000位以内には入れるだろうという予想はできていた。では何故試走しようと思ったか…それは岩本町の方には絶対に負けたくないからである。勝手にライバル視。

 昨年、最も早くゴールされた岩本町の方は3時間16分で54位であった。何としてもその記録と順位だけは抜きたい。抜きたい、抜きたい、抜きたい!ということで僕のハセツネ30Kの目標タイムは3時間。50位以内に入るということで

 

 SUUNTOを記録するモードに入れる。午前7時40分、いざ出発!スマートフォンの地図をチラチラと確認しつつロードを直走る…3km通過…5km通過…7km通過…あれ?トレイルはまだなの?もう一度地図を確認してみよう。

 

 ん?んんん?地図の青い線が消えてる…

 

 そう、圏外になると地図データを表記してくれないのであった…足を踏み入れたことのない山に入るのに不安すぎる。一瞬、本気で帰ろうかなと少し悩む。でもせっかく2時間もかけて来たんだし走れるところまで走るかということで先に進む。

 10kmくらいロードを走っていると途中で青い線がロードからコースアウトして直進している。そこはパッと見、単なる谷。ここからトレイルに入るの?うそだろ?なんて思いつつ半信半疑で進む…すると今度は青い線がグインと右に…。

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  丸の箇所がロードを突っ切ってトレイルに入る箇所。更に拡大するとこんな感じ。

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 ロードを突っ切ってトレイルに入り、10mくらい上がった右手側に細い道がある。これ、GPSが使えなかったら絶対に見逃していた…。

 その後は分岐が無いシングルトラックのようだったので多分、道も間違えないだろうと思いつつも一応、慎重進む…お?どこかの山頂に出た!ということでスマホのカメラをセルフタイマーにして撮影したのがInstagramの写真。市道山(いちみちやま)の山頂。

 ここを道なりに進むと…あれ?方角が全然違う。臼杵山に向かってしまう。ということで引き返す…市道山頂から左の尾根沿いにも消えかかった踏み跡がある…こっちかな?と、ウロウロする。

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 踏み跡があやふやな尾根道を進んでいると電波も受信しなくなり進むべきルートの青い線も消えてしまった…よし、引き返そう。ということで市道山を下りしばらくすると分岐の看板が見つかる。一安心。

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 正しくはこんな感じで山頂手前に左折する。うっかり見逃した。そして変なところを闇雲に走らなくてよかった…これ、登山経験の無いロードランナーが一人だったら本気で危険なんじゃないかな。なんて言いつつ僕も結構、危険だったけども。

 

 そして思ったよりも記事が長くなってしまったので急遽後編に続く。

trmontittiosa.hatenablog.com